餡とコーヒー

和菓子とコーヒーに癒されるひとりが書いています。

七転び八起き

数日前の散歩で通りすがりの車の形に気を取られていたら、足がもつれて大きく転んだ。

 

道路に対して真正面に伏せた形で打ったので、肘と手のひらの皮が擦りむけてしまった。

 

ハンカチで押さえながらトボトボと帰る途中、病棟の人とすれ違った。

立ち話をして少し気が紛れた。

それどころか、転んだことを後で話のネタにできるかまで考えていた。

 

時間が経って今思うことは、あの時どうしてあんなに気を取られていたのか…不思議でしょうがないことだった。

 

何を考えていたのか、車を立ち止まって見なかったのは何故か…

そうして検証しているうちに、自分の気性を観察するようになった。

 

周りに気が向き過ぎている時、

建設的な考えができる時、

満足してのんびりできている時、

などなど自分なのに面白い。

 

時間があるからこそ多くを知ることができる冬眠(=入院)だと思った。