餡とコーヒー

和菓子とコーヒーに癒されるひとりが書いています。

白状

優しいライオン

チェシャ猫

詐欺師

 

私は言いたいこと言って、

あなたを形容したね。

 

私のメッキは

行き場のない母心

 

でもこうも言ったよ

 

あなたはあなたよ、

あなたの代わりなんていない。

 

全て見透かせる

あなたの

代わりはいやしない。

 

あなたの言葉ひとつひとつに

戸惑い、

翻弄されてることに

反発し

感情をあらわにする、

穴だらけのメッキに隠れた子どもの私まで

 

白状するよ。

私の中の女の子は

空に向けて叫びたがっている。

 

もう、どうにでもしやがれ!

欲しいならくれてやる

 

その代わり…ずっとそばにいてよ

 

 

 

 

 

紅茶

本当はドトールだって
セブンイレブンのコーヒーだっていい。

 

昼下がりの交差点近くにある

マリアージュフレール

 

いま、私1人の時間を過ごすために

来た。

 

これはかつて贅沢と咎められた行動なんです。

 

けどこれからは

 

私は私のために、

お茶を飲む場所を選択できるのよ。

 

 

 

 

咀嚼

自分のためにごはんを作っても
大して意味がないと思っていた。
むしろ無駄だとさえ思っていた。

誰かのために多少の気持ちを込めて作る事に意味があるのだと。

今夜1人いつものようにコンビニに向かう支度をしようと家の中を歩いている時に、

ふと2日前の出来事を思い出した。

それは私のごちゃごちゃとした記憶の引き出しに埋もれようとしている1枚だった。

「私にお終いがある事」

(誤解のないように補足すると、必要な記憶は引き出しの中を探せば出てくる。引き出しがごちゃ混ぜなのだ)

お終いがあるからこそ、
一日、一時を大切にできる。

2日前に知ったことだ。

あ、そーか。
それなら自分のために心を込めて作ったっていいじゃん。

と、のろのろと台所に向かい
鶏肉クリームソースのパスタを作った。

ふむふむと咀嚼していると、
あながち無駄ではない事に気づいた。

誰も関係なくて、
だからなのか
何だか気持ちが楽で、
どこにいるより自由だった。

あれ?
何だこれ…


自分のために食事を用意し、
食べ、片付ける。


可笑しいことに、
私が無駄だと決めていた事は、
実は私が追い求めていた生き方なのかもしれない。


もしかしたら、
こういうのが自立なのかも。

 

 

 

冷汗

1年前から続く迷路

 

見上げると

チェシャ猫みたいな

にーって笑顔

 

嵌めたり

嵌められたり

 

泣いたり

笑ったり

 

ざけんな

こんなのガラじゃない

 

元の世界に戻ろうとしてるのに

 

満月まで後少し

 

この扉

大丈夫なのかよ

 

 

湿気

私はO型のくせに、細かい事を気にする。

 

どれくらい細かい事かっていうと

役所型の接客をする、高慢な受付のアラをつき、怒り泣きさせる程度かもしれない。

 

または、とある会合で穏やかな初老の男性を本気で怒らせてしまう程の痛い指摘をしてしまった事もある。

 

もちろん意図してそうしてるのではない。

怒らせよう泣かせようと意地悪をする労力は持ち合わせていない。

 

いつも

やっちゃった…と凹む。

 

でも気づいてしまうし、

気づくが故に自分自身が傷つく時も多々ある。

 

相談者は、それも個性だという。

 

胸を張って歩こうとするが、

その自分に向けられる

常識という白い目に気づき、

俯く。

 

やれやれ…

それにしても

 

このまとわりつく湿気の中では疲れるよ。

 

 

宝箱

私にはこれしかない

今まで選べると思っていたけど
何となく分かっていたけど

やっぱりそれは違ったらしい
探す石はそこには無いのだ

小さじ一杯の勇気を加えて
拡げることにする

原石だらけの
私の宝箱を

磨くのはいつだって出来る

 

メール

涙が出るのはどうして
一通のメール

感情がわからないほど
私は子どもだったの

何故泣くの
わからない
悲しいの
わからない

蓋してた
自分の何か

でもやっぱりわからない