料理とロマン
料理には愛が要るって思うんです。
強いて言えば、愛が欠かせないんじゃないかって確信してます。
食べる人に?
作ってる自分に?
素材に?
レシピに?
報酬のお金に?
いえいえ、
ベクトルは何処に向いていたって
知ったこっちゃないのです。
その人次第なのでね。
けれど、
心が無ければ
料理をする時間も惜しいはずだし、
愛がなければ
手間暇かけることは出来ないでしょう。
だって現代では自分で料理しなくても生きていけるもの。
かつての生きる術ではないもの。
実際はね、
ハッキリ言って面倒臭いです。
どうして好きこのんで肉を叩いたり、キャベツを2ミリの千切りにしたり、不毛に小麦粉などでベトベトにしたり、わざわざ危険を冒してまで油を高温にするのでしょう。
全ては
おいしい!のため
私はこう思うのです。
「おいしい!」という名の愛を
獲得するための作業だったり探究だったりする楽しい夢なのかもしれません。
料理って本当はロマンチックなんですね。
え、
もう知ってるって?