餡とコーヒー

和菓子とコーヒーに癒されるひとりが書いています。

一昨年のコーヒー豆

その時は新鮮で渋谷で買ったコーヒー豆だった。 私は残り少なくなったのを放置していた。 その存在を無視していたが、捨てることも出来ないので先ほど挽いて飲んでみた。 気になる臭いが鼻をついたが、味は変わってなく爽やかな飲みごたえだった。 嗅覚とい…

味の表現

特にミシュランなど美食の世界には興味は無いので、 別の目線で食べ物のもつ複雑な味の表現方法を試みたいと思う。 【谷中生姜】 テーマ 齧った時の苦味と辛味、青臭さ 本文 齧った瞬間に弾けた谷中生姜の水分が私の舌を刺した。 鋭いその辛さは、さっきまで…

歴史を識る

あ久しぶりに高い本を買いました。 このブログではお気楽な食エッセイだったり愚痴だったりと、偏屈な論点ばかりなので、今回も軟弱で偏屈者として思ったことを描こうと思います。 ある日、書店で文庫や料理本、健康の本、雑誌棚を見ていると、いつもとは縁…

朝寝坊

早く寝た日に限って、遅く起きてしまった。 自分に裏切られたような朝を迎えた。 出発時刻まであと30分。 シャワーをあきらめた。 それでも頭がスッキリしていて、 鼻歌交じりに急ぎ歩いた。 アドレナリン入りの缶コーヒーを飲んだ。 今日はどんな日になるか…

ああ、もう朝か おなかすいた あれ?おなかすいてるのか? いや、食べたくない ああでも空腹感はある なんだろう、食べなくてもいけるか ちょっと面倒くさい 二度寝しちゃおうか それともご飯を炊いて、お味噌汁とメザシを焼いて… ああやっぱり美味しそうだ …

瓶詰め

台所の隅に一つの瓶詰めがある。 長い間放置されたため底に澱が溜まっている。 それは少しの哀しさと諦めが抽出されたようなもの。 開けられることのないそれは、内容する役割を完全に無視されてしまった。 そのまま朽ちてゆく存在となったものを抱えひたす…

プライド

地下鉄のトイレで手を洗いながら鏡に映る自分を見て、気づいた。 「自分以下の男と付き合うのは嫌だ」 する・されるの関係になったら女は征服されたも同然。 受け入れるのに自分以下の男を許容してはいけない。 次からその男と歩くたびに、「私はこの人に服…

ネットの不思議

誰にも聞かれたくない相談ごとをチャットでしてみた。 その人は察するに同性のかなり年下だった。ひょっとすると未成年かも? 控えめな遠慮があったものの、同性なのでありがたいと思い、 「さらっと感想言ってくれるだけでありがたいです」と続行をお願いし…

施術者

人が笑ってくれたり、和んでくれたら嬉しい。 割と昔から思っていることだ。 私の感性と組み合わせて、世の中にどう貢献してお金を稼ぐか考えた。 カウンセラーでもないし、芸術家にはなれない。本を通して働きかけた経験もあったが難しかった。 そこで手指…

23区

思えばこの土地でたくさんの場所をあの人と歩いた。 笑いながら早歩きした道、昔話を呟くのを聞いてもらった道、辺りを見ながらぶらぶらした道、お互いの感性のぶつかり合いを試した道、ハマった漫画に共感した道、 何故か今いくらでも思い出せる。まるで封…

一休み

ホットドッグが好きだ。 中でもマスタードのプチプチ感とプリッとしたソーセージの小さな脂肪分がたまらない。 もしホットドッグを家で作れたら生活充足度が一気に上がるだろう。 しかしドッグパンと長いソーセージの日常的な入手、そして反ったソーセージに…

桜の季節

電車から川沿いの桜が満開なのが見えた。 出店があったりレジャーシートの花見客が賑々しく彩っていた。 私は虚ろげに見過ごしながら、世の中との隔絶感を感じた。 車窓の一瞬だったからだろうか、例えばその川沿いを歩いていたら、楽しい気分になっただろう…

畳の部屋に仰向けにごろっと寝てみた。 気持ちよかった。 窓を開けていたら外気が風向きによって入ってきた。 深呼吸した。 空気の対流があると感じた。 以前は寒いから窓を開けて空気の入れ替えなんて、よっぽどのことがない限りしなかった。 退院から帰っ…

満足

生活に節約を考えて、気がついた事がある。 それは満足度のレベルを下げる事で気持ちも楽になるって事だ。 例えばコーヒーを毎回ドリップでおとして飲んでいたのだが、ある日から業務スーパーで買った顆粒のゴールドブレンドもどきに変えた。 はじめは勿論美…

ショートヘア

昨年末に髪を切った。 はじめはベリーショートで男社会に入る意気込みのように短かったけれど、今は伸びて普通にさっぱりした感じになった。 "さっぱり"という形容が似合う姿とはこういうことなのかー、と実感している。 ロングヘアでいくらきっちりまとめ髪…

数週間

すやすや 熟睡 ぱっちり 目覚め ぼんやり 寝ぼけ きょろきょろ 探しもの おたおた 焦り がっかり 気落ち 明日はどんなかな

七転び八起き

数日前の散歩で通りすがりの車の形に気を取られていたら、足がもつれて大きく転んだ。 道路に対して真正面に伏せた形で打ったので、肘と手のひらの皮が擦りむけてしまった。 ハンカチで押さえながらトボトボと帰る途中、病棟の人とすれ違った。 立ち話をして…

バナナチップス

入院してからいつも行くセブンイレブンの先の方まで、歩いてみました。 実は、バス通りのさとうスーパーと称したよろず屋さんが気になっています。 前を歩いている時に惹かれつつも入らずじまいでした。 外の陳列にはネクターのペットボトル、桃と葡萄が60円…

リアル梅の味

病院の庭に咲いている梅がよく香っています。 見上げると小鳥がせっせと花をついばんで、美味しそうに見えました。 私も食べてみたくなりました。 それから何日かして、思い切って人目を盗んで花を枝から一房もぎり、口に入れました。 苦ーー!! でもそのあ…

ノスタルジイ

ノスタルジイとは何か。 脳裏にしまって置かれたものが引き起こされた欠片。美しいもの、善きものとして時折蘇ってくるもの。 けれど、ノスタルジイは慰めでしかない。いくら披露したところで慰め合っているのと同じ。私はそう思う。 例えば私のノスタルジイ…

クマたち。

今週のお題「今年買ってよかったもの」は、このスリッパです。 私の荒んだ日常をなんとも思わない表情の、このクマたち。 「ああーーもういやだ死にたい」とうつむいて頭を抱えると、このクマたちがぺろっと舌を出してるのが見えるんです。 このクマたちのギ…

幸せ

この世の中に幸せがあるとしたら それは人の心の中に、もうあるんだと思う。 思い描く夢や、人生の目標は掲げるもの。 何のことはない、夢を描いているその瞬間こそが幸せそのものなんじゃないかな。 例えば好きな人がいて、 明日のデートを楽しみにする時。…

Jamping

ポットの中で 上がったり下がったり 時々ぼーっとその様子を眺める。 それらは対流に翻弄されて 傍目からは優雅にゆらゆら 傍目からは何もしてないで 傍目からはただ流されてる でも、もしもだけど それら茶葉に 本当は意思があるとしたら。 結構もがき苦し…

朝ごはん

朝起きて台所に行くと、白いご飯が残っているのを見つけた。 何で食べようか、と冷蔵庫を開けて ベーコンの切れ端と、クリームチーズ、卵を取り出した。 そのまま丼に冷たいご飯とそれらを入れて、 レンジでチン。コショウと醤油をぶっかけて食べた。 そんな…

物語_町

ある場所で一定数、非日常的な毎日を強いられている市民がいます。 彼らは静寂な日々を何より求めていました。 大半の市民は、その気持ちが理解出来ませんでした。 一定数の市民たちは、集まったり、集まることも出来ずにいたり、 家族に守られていたり、移…

誰も悪くないループ

誰かが小石につまづいて、嫌な気持ちになったとします。 それを見ていた何の関係もない人が、 昨日のテレビを思い出してふふっと笑ったとします。 その笑い声で振り返った別の人がいます。 小石につまづいた人は、 「ちくしょう」とひとりで悪態をつきました…

好きなこと

今週のお題「私の癒やし」について、少し書きます。 私がひどく落ち込んで、再起不能なんじゃないかって 周りを騒がせたことがありました。 そんな時、このままではダメだと自ら奮起して 「日常を取り戻すことが大事!」とばかりに玄米を炊きました。 土鍋で…

気持ち

あなたは意外に思うかもしれない たしかに今の私は、息苦しいけれど。 だからこそ、気づけた事がたくさんあった。 ありがとうって皆んなに言いたい。 ありがとう。 あなたから一旦卒業ね。 本当に伝えたい気持ち、わかったよ。 大丈夫。きっと大丈夫。 みん…

まりっぺ

今週のお題「お弁当」について書こうと思います。 私は、昔あったようなお弁当屋さんが好きです。 実は母親の愛情たっぷりのお弁当は、子どもの時は苦手だった。 よく玉子焼きが甘過ぎるだの、おかずが少ないだの、文句をつけていた。 母親が「まりっぺ」と…

ここで発言(?ほとんどが愚痴だけれど) することで 餡は××信者だとか、△△党だとか 想像だけで、実際に言っちゃう人がいるかもしれないけど、 私は無宗教で支持政党はありません。 亡くなった父と母、先祖を思い、 考えを後悔して、それでも生きています。 最…