餡とコーヒー

和菓子とコーヒーに癒されるひとりが書いています。

存在意義

存在があるからこそ、

 

何らかの作用ができたり、

またはされたりして。

 

それは原因になったり、

結果に繋がったり、

影響し合います。

 

だから、存在していることが大事。

 

大げさかもしれませんが、

あなたが存在するから世の中が回ってると思うくらい。

 

というか、

誰も、誰においても

わざわざ自分から死ぬ必要なんて

全くないんだな。

 

 

 

 

そんな事を病院の中から思いました。

 

 

 

目付けもん

何が思いつくかな

ニューハンバーガ

 

差し当たり

いわしバーグと生姜のすりおろし、

れんこんソテー、

クリームチーズ

それに醤油ベースの玉ねぎソース

テカテカの分厚いパティに挟んで日本酒を飲みながら食べます

 

または

ポークミートにピーマンの薄切り、

焼いたコーン、

たっぷりのレタス、

黒オリーブ

それにこってりとしたトマトソース

隠し味にバルサミコ酢

細長いホワイトパティに挟んで白ワインを飲みながら食べます

 

思いつくだけ目付けもんです

ニューハンバーガーの詩

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こんな詩を考えながら、鼻をいじり、スマホ片手にマクドナルドにいます。

 

 

サードスペース

広く明るく温かくて、

手頃な食事があって、

気持ちのいい音楽が流れてる、

 

毎日のありふれた光景だけど、

 

そこは居場所のない人達が集まる場所。

 

冷たい社会の濁流から

流れ着く場所です。

 

 

懐かしいピザ

ピザが私にとって懐かしい味だなんて、思いも寄りませんでした。

 

物心ついた頃から、そりゃあもう年号も変わろうとする位、時を経ました。

 

ピザが珍しい時代に育った私です。子どもの頃は気軽に宅配ピザを頼まず、クリスマスなどの特別な日に頼むくらいでした。

 

盛んに放映される宅配ピザのCMは垂涎ものの世界だったのです。

 

今、40代になって、ある程度色んなものを食べてきて、ピザもローマタイプだのアメリカンタイプだのと違いが分かる程度になりましたが、ピザの特別感はまだ残っています。

特別といいますか、ごちそうという感覚です。

 

ある日、近所のとある飲み屋さんで、常連さんの中でおいしいと人気の手作りピザを食べた時にその感覚が変わりました。

 

意外でした。

どこか懐かしい味だと思いました。

 

私の中でのピザの位置が、どこか取っつきにくかったのに、まるで覆すように懐かしいと感じるのは何故だったのか、不思議な感覚でした。

 

それから、何かいい事や特別な事があった時に、ここのピザを食べようと思いました。

 

水割り

地元のカラオケスナックで、いつもの日本酒からウイスキーの水割りにしました。

 


薄くすれば飲めるので、はじめは

「美味しいなあ~」とほろ酔いで楽しんでいました。

 


お店がだんだん混んできて、常連さんもオールスター揃い踏みという金曜日です。

 


曲の順番を待つにつれて時間も遅くなりました。

 


手持ち無沙汰で水割りに手を伸ばす回数が増えました。

 


日付が変わる頃には、

お客さん同士で話し込む人と、団体さん、泥酔してからみながら歌う人たち、歌がプロ級に上手い人、明日を気にしつつ帰り支度をする人などいろいろな人間模様があり、それを眺めていました。

 


そして私が入れた中島みゆきの「時代」がきました。

 


あれれ?

声が出ない、裏声のまま。

 


テンポが追いつかない。

 


なんと酔い過ぎで歌のリズムに間に合わなくなってしまっていました。

 


せっかくの名曲なのに、ガイド音と輪唱のようにずれ、フラフラで終えることとなりました。

 


それなのに気持ちは歌う気満々なのが酔ったお調子者、私の悪いところ。

 


その後に絢香の「三日月」をオール裏声で歌ってしまいました。

 


下手だと常連の方に笑って言われたものの、おどけてかわしつつ内心へこみました。

 


お酒が入ると声が出る説は、水割りの場合はまだ調子がつかめないらしいです。